飛騨高山飛騨の家具フェスティバルって知ってる??キツツキマークの飛騨産業を味わう。
こんばんわ。
最近、またSILENT SIREN熱がふつふつと。
サイサイと言えば、
写真家で有名な魚住さんですね。
RT希望!
月刊カメラマン 4月号 3/20発売。
表紙、巻頭特集9ページは、SILENT SIREN
魚住誠一が担当しました。
自信作に仕上がってますので是非ご覧ください。
— 魚住誠一 Seiichi Uozumi (@zoomic_jp) March 19, 2019
ぜひ聞いてみてください。
木工家具という世界
最近、初めてDIYで書棚を作る機会があったんですけど、
改めて、木って好きだなーとか、木工家具作りってほんとクラフトマンシップだなって
思いました。
以前、福岡の家具メーカー ナガノインテリアの事を書きました。
インテリアを豊かにする、家具も多くは「木」を使って作られています。
木は自然のもので、限られた財産。
そんな木と真摯に向き合い、人と人、人と木を繋げる木工家具作りを間近で見て、
触って、体感できる飛騨の家具フェスティバルに昨年行ってました。
※昨年の9月の事ですが、備忘録として記事にしました。
飛騨の家具フェスティバルって何?
飛騨木工連合会が中心となり開催されている、岐阜県高山市にある木工家具メーカーの家具の祭典。
毎年9月ごろ(詳細な日は毎年異なります)に5日間ぐらいの会期で開催されています。
飛騨産業、柏木工、シラカワやフィンユールなど北欧の家具でコアのファンがいるキタニなど、
心ゆくまで各メーカーの想いと物づくりが味わえる祭典です。
この期間中は、各メーカースタッフがショールームに在中しており、メーカーによっては新作が見れたり、特別な展覧会などイベントも開催されています。
また夜は関係各社を招いてのレセプションパーティも。
飛騨フェスティバルへの道
アクセスはというと、名古屋から電車かバス、もしくは自力で車。
僕の場合は、ちょうど台風が来てしまい、急遽レンタカーを借りて、名古屋市から車で行きました。
結構な山奥なので、空気もおいしく、観光も楽しめます。
も〜っと奥に行けば、有名な白川郷に繋がります。
飛騨の街並み
飛騨産地がある高山市。
古き良き街並みが、とても素敵な場所。
夜の街灯。
朝の柔らかい日差し。
この風情ある街がある、飛騨産地で作られている木工家具。
いくつかあるメーカーの中の1つに飛騨産業という会社があります。
キツツキマークの飛騨産業
飛騨の家具のパイオニアとして、来年2020年には創業100周年を迎える
飛騨産業。
その長年の技術は、家具作りだけでなく、某大手スポーツ用品メーカーへバット製作の技術も
与えています。
近年、SDGsの取り組みが世界的に活発し、サスティナブルな社会をと叫ばれているのは、
多くの人がご存知だと思います。
家具作りも、ただ作ればいいというわけではないということで、
作りに対するこだわりも注目するところがあります。
- 枝葉を使う。アロマディフューザーなどに使用
- 端材を使う。家具になるのは厚木のおよそ3分の1。残りを小物の製作へ。
- 枝を使う。笠木の部分に枝を使った椅子を作った。
- 杉を使う。そのままでは使えない杉を蒸して、圧縮して使えるように。
- 節を使う。見た目的に敬遠されそうな部分を、個性としてデザインに組み込む。
ただ、家具を作ることはもはやある程度は出来てしまう時代。
大事なのは、その先を見据えた物作りということを彼らの姿勢から教えられました。
そして今回は、貴重な工場を覗かせてもらいました。
ものづくりの現場
多くの工程を機械を使う部分もありますが、肝心な細かいところは職人の技。
分かっているようで、知られていない、家具が1台出来るまでの道のり。
名作チェア クレッセントを含む、愛らしい家具たち
どこかで見た事あるな〜って家具ももしかしたら、あるかもしれません。
商品はわかるけど、メーカー名の認知度が低いこともしばしば。
インテリア業界にいると当たり前に知っているメーカーも、まだまだ一般の人に対しての
認知度がまだまだ足りていない。
もの作りの想いとこだわり、良さを多くの人に知ってもらい、
価格だけではない、それ以上の価値を感じてもらいたい。
ぜひ飛騨へ!
百聞は一見にしかず。
インテリアは好き、だけどネットショップで十分という方も
ぜひ一度、家具産地巡りをしてみても楽しいかもしれませんよ、
まずは、近くのショールームに足を運んでみるというのもいいかもしれません。
お気に入りのインテリアと出会えますように!