【話題のNIkon新作レンズ】NIKKOR Z 40mm f/2が気になっているけど買えない理由。
去る10月1日にNikonから待望のレンズが発売されましたのをご存知でしょうか。
そのレンズとは、NIKKOR Z 40mm f/2の単焦点レンズ
僕も半年前以上か、噂を聞き発売の発表を心待ちにしていました。
40mmという画角は、個人的にとても絶妙で発売したら必ず即購入しようと思っていて楽しみでした。
しかも、誰もが驚いたと思うのがその値段。
なんと、希望小売り価格が、32,300円(税別)でした。。。
今回の記事では
- 初めての初めてのニコン単焦点レンズの購入を考えている人
- ポートレート、スナップ撮影のレンズを探している人
- 40mmという画角が気になっている人
の参考になればと思っています。
実際に触ってきました。
レンズの仕様や特徴は、以下に記述しますがどこでも調べれると思いますのでNikonプラザ新宿で実際に触ってきた写真をお見せします。
機材は、NikonのZ5です。
Z5のミラーレスカメラで675gと軽く、NIKKOR Z 40mm f/2は約170gなので800後半の重さとなります。
普段僕は単焦点レンズですと、NIKKOR Z 35mm f/1.8の370gかNIKKOR Z 50mm f/1.8の415gを使っているのすが、
それに比べるとレンズ自体は半分程度の重さになるので、結構実感として軽さを感じました。
この軽さを実現しているのは、レンズ自体のコンパクトさ。
僕が実際に持っている、NikonZ6(NIKKOR Z 35mm f/1.8のレンズ実装)と並べてみました。
とてもNIKKOR Z 35mm f/1.8レンズが大きく見えるのか、NIKKOR Z 40mm f/2が小さいのかって感じですが、
コンパクトさを感じてもらえると思います。
実際にNikonプラザで持って歩いて何枚か撮りましたが、身軽さは街撮りや普段持ちに最適だなと思いました。
せっかくミラーレスカメラが軽くなっても結局レンズが重たくなるっていうのは、あるあるです。
ですので、NikonZのカメラを普段使いにしている人や移動が多い撮影特に街撮りポートレートやスナップを撮る人には、
強い味方になると思いました。
広すぎず、狭すぎない40mmという画角
普段、35mmか50mmばかりを僕は使っています。インスタグラムやツイッターに投稿している写真の多くは、
これらっていうくらい、愛用している画角。
そんな愛用している画角ですが、ふとした時に35mmだともう少し寄りで。
50mmだともう少し引きでっていうのを求める時があって、40mmはそのかゆいところに手が届く画角。
以前、グーパスという機材レンタルサービスでSIGMAのart 40mm F1.4 DG HSM を使っていたのですが、
その時に40mmという画角にどハマりしました。
ただ、SIGMAのレンズは高性能なのですがどうしても重く、購入するにしても10万円近い値段なので、
レンタルして終わりになりました。
そういう経験もあり、コストパフォーマンスが最強で軽量、後述しますがだからといって、スペックダウンレンズでは
ない、今回のNIKKOR Z 40mm f/2は、個人的にマストバイだと考えています。
作例はあいにく今回データ持ち帰りができなかったので、公式HPからご覧ください。
レンズの仕様
NIKKOR Z40mm f/2の基本スペックは以下のようになっています。(Nikon HPから抜粋)
型式 | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 40mm |
最大口径比 | 1:2 |
レンズ構成 | 4群6枚(非球面レンズ2枚) |
画角 | 57°(撮像範囲FX) 38° 50′(撮像範囲DX) |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
最短撮影距離 | 撮像面から0.29m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/2 |
最小絞り | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 52mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約70mm(最大径)×45.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約170g |
付属品 | • レンズキャップ52mm LC-52B(スプリング式) • 裏ぶた LF-N1 |
個人的に推したいポイントは
- f2まで開放できる明るさ(暗い室内とかだと少し気持ちもとないかも?)
- 170gという軽さ(軽さは正義だと思う)
- 52mmのフィルターサイズは、フィルターサイズ買い直しかアップダウンリングとか必要(以前から使っているNikkor aiのフィルターが活躍しそうです)
- 0.29mの最短撮影距離(どこまで寄れるか今度試したい)
また9枚の絞り羽根は、円形に近い玉ボケを演出するそうです。これも撮ってみたいですが、他にもテーブルフォトとかも決して出来ないレンズでは
ないと思います。
このような感じで決して、何かスペックを犠牲にしてコストダウンをした訳でもないのに小売価格3万円少し。
ちょっとネットサーフィンすると実売で3万円を切っているお店が多数ありました。
それでも僕がまだ買っていないたった1つの理由
ここまで良いことだらけのレンズなのに僕が買っていないのは、現在
NIKKOR Z 35mm f/1.8の370gかNIKKOR Z 50mm f/1.8という2本のレンズを所有しているから。
少なくとも、この2本を持ったまま40mmを購入する理由が今のところないのと、購入するならどちらかの
買い替えだろうなって思っています。
ちなみにそれぞれの値段を見ると、これから単焦点買う人には40mm一択なんじゃないの?ってなる気が。。。
そんなわけで、NIKKOR Z 40mm f/2について書いてきましたが、冒頭に書いたように
- 初めての初めてのニコン単焦点レンズの購入を考えている人
- ポートレート、スナップ撮影のレンズを探している人
- 40mmという画角が気になっている人
にはオススメのレンズであり、NikonZのエントリーレンズになった気がします。
ちなみにですが、現在入荷待ちみたいなので早めに予約した方がいいかも。。。
TamronやFUJIFILMなど他メーカーも魅力的な商品の発表が続いていますが、Nikonユーザーとして今回のレンズは
本当に心が躍りました。
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