クリナップの新作キッチンを見てきた。
岡本 晃
Penful|ペンフル
昔から職人技というか、現場の手仕事を見るのがとても好きだ。
ただ、ただ見ていられるのはもはや自分の性癖なのじゃないかと思うくらいに。
現場の空気は、ただ最高のものを作るという情熱。
機械では仕上げれない手作業とそこにこもる熱気。
「あくなきこだわり」を求める姿勢が、好きなのだ。
これまでも木工家具の工場を取材した記事も取り上げてきたが、今回は
日本でも唯一といっていいほどの工芸品を作っている会社に行ってきた。
「五右衛門風呂」といったら、だいたいの人がわかるのではないだろうか。
あまり知られていないかもしれないが、五右衛門、そして鋳物ホーローの浴槽を作っている会社が広島にある。
それが大和重工だ。
今回は、貴重な機会をこれからこの会社を担う若き方々に招待いただいた。
いい商品です、をただそのままに売るのではなく、より多くの方に届ける方法を模索する姿に、
職人だけではなく、現場のスタッフにも同じ姿勢を感じた。
今は、技術を用いて、災害用の炊事用の窯とかも作っており、災害用の需要も多いようだ。
僕は、手間隙のかかっていない、機械の大量生産で作られた安い商品=悪い物とは思っていない。
ただ、手間隙と完成に至るまでの時間をかけた、クラフトマンシップのある商品は、価格が高い分、
きっと買い手にもその熱量は伝わるし、オンリーワンの商品になると思っている。
だからこそ、僕はそういう商品が好きだ。
訪問会社
大和重工様
写真撮影などをさせていただき、記事を掲載させて
いただける会社様がいらっしゃいましたらcontactからお問い合わせください。
カメラ
Nikon Z6