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【作例付き】最速レビュー!lomography Lomomatic 110を使ってみた

岡本 晃
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうも、こうです。

さっそくですがみなさんは普段、写真を何で撮影していますか?

スマホやコンデジ、ミラーレスなどデジタルの人もいれば、写ルンですのような35mmやPentax67のような120mmの中判フィルムを使う人などいろんな方がいると思います。ほんとにいろんな撮影体験が今はできますよね。

ギミックや描写、カメラのデザインなどで好みもバラバラです。

僕も色々持って撮影を楽しんでいますが、今回はLomography Japanさんから2024年3月に発売される新しいカメラを提供いただいたので、そちらを紹介していきたいと思います!

撮影もしてきたので作例もたくさん載せていきます。

lomography tiger CN200

ユーチューブでも解説動画ご覧いただけます。

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LomographyからLomomatic 110が発売!

Lomomatic 110 & Flash Metal 

ということで、こちらがその実際のカメラ。

レトロクラシックなデザインに僕はまず心を掴まれました。僕の場合、ほとんど今使っているカメラはデザインから興味をそそられ、後の後愛着をもって長く使っています。

Lomographyのカメラといえば、LC-A+という中判フィルムカメラや、Lomokino・actionsamplerといった遊び心のあるフィルム写真が撮れるカメラなど様々なラインナップが揃っています。

今回のカメラは110フィルム用ですが、現行であるDiana BabyやFisheye babyとはまたちがった撮影ができるカメラになっています。

映画風のフィルム写真が撮れるlomokino
1シャッターで4回分撮影するactionsampler。
1コマに4枚の絵が写る。

僕自身は、これまでも110フィルムを使ってきていて、pentaxauto110なども多用しています。

そもそも110フィルムって???フィルムの話

フィルム、と一言でいっても実はいくつかサイズがあります。

現在市販で発売されているのは主に次の3規格です。

  • 35mmフィルム(135mmフィルム):デジタルカメラのフルサイズ35mmはここからきてます。フィルム幅が35mm。1コマサイズ24mm×36mm。27枚撮と36枚撮がある。
  • 120mmフィルム(ブローニーフィルム):中判フィルムと呼ばれるもの。中判カメラのフォーマット(6cm×4、5cmや6cm×7cmなど)により、1コマサイズが変わり、1本で撮影できる枚数も変わる。
  • 110フィルム:フィルム幅は、わずか16mm。1コマサイズは13mm×17mm。24枚撮れる。

ぴんとこない方もいるかもしれないし、どれも使ったことないやと思っている人でも35mmは一度は撮っているかも。

多くの人に愛されている使い捨てカメラの写るんですは、35mmフィルムなので。

ちなみに、110フィルムはフォーサーズシステムというフォーマットの元になっており、その拡張機能として生まれたのがマイクロフォーサーズシステム(APS-C)だったりします。

今のデジタルカメラの写りは、元を辿るとフィルムから来ているって思うとフィルムの世界をもっと知りたくなります。

左から110フィルム、35mmフィルム、120mmフィルム
おまけでチェキフィルム

このほかにも大判フィルムだったり、フィルムにもネガフィルムとポジフィルムが存在しますが、今回は割愛。

で、今回のLomography のカメラはこの110フィルムを使って撮影することになります。

現在市販されている110フィルムはlomography社のみ

35mmや120mmのフィルムは、kodak社やmarix社、FUJIFILM社のものがあるんですけど、110フィルムは現在lomography社のみとなっています。

いろんな明るさや色味で撮れるのが揃っているので、まずは一通り使ってみてお気に入りを見つけるのも楽しいです。

僕は、というとLomoChrome Color ’92 110 ISO400やColor Tiger 110 ISO 200を愛用。

Lomography Lomomatic 110について

今回発売にあたってのバリエーションとスペック

Lomography Lomomatic 110商品バリエーション

いずれも価格は未定

  • Lomomatic 110 & Flash Metal 金属モデル
  • Lomomatic 110 & Flash Golden Gate プラスチックバージョンのフラッシュ付属モデル
  • Lomomatic 110 Golden Gate プラスチックバージョンのフラッシュなしモデル
  • フラッシュ単体
フラッシュは本体から取り外し可能。
昼と夜用で2種類の発光量。

ぼくは、Lomomatic 110 & Flash Metal 金属モデルしか触ったことがないのでもう1つの方は分かりませんが、Lomomatic 110 & Flash Metal は小型ながらにしっかりとした重さがあってカメラを持ってるって感覚。

こんな感じでストラップをつけて
首からぶら下げてもおしゃれ
ちなみに別バージョンの方は閉じてる時が
かわいい。

Lomomatic 110 & Flash Metalは重厚感があって、Lomomatic 110 & Flash Golden Gateはラフさが際立つ。完全に好みでどっちが欲しくなるかは分かれそう。

普段の自分のファッションとかに合わせるのもいいかも。

Lomography Lomomatic 110 スペック

スペックは次の通りになっています。

  • 焦点距離 :23mm(35mm換算で約50mmの画角でした)
  • 絞り:Night f/2.8、Day f/5.6
  • ISO感度:100、200、400 (変更可能)
  • シャッタースピード:オート(A)、バルブ (B)
  • フォーカス:ゾーンフォーカス (4段階)
  • フラッシュ:OFF / “Night” / “Day” (カラーフィルター付属)
  • 多重露光:可能 (無制限)
  • 三脚穴:なし
  • 電池:CR2電池 1本
横にスライドしてシャッターチャージをする。
真ん中の黒い部分のつまみを開けるとフィルムを入れれる。
基本はISO200。ISO400やバルブで撮影する時に右側のスイッチで
切り替える。あとはシャッターボタンを押せば撮影。
底部分で絞りを変更可能
DAYは2.8、nightは5.6.
MIXをスライドして、シャッターチャージすれば無限多重露光も。
正面には焦点距離(ゾーンフォーカス)の切り替え。
DIANA BABYとかにはここまで細かい設定はなかった。
ストロボ。使わない時は外して
コンパクトに持ち歩く方が個人的には小さくて好き。
ストロボなしはこんな感じ

Lomography Lomomatic 110 & Flash Metal 作例

フィルム別にわけて作例を載せています。

LOMOCHROME COLOR’92 400

Color Tiger 110 ISO 200

LOMOGRAPHY ORCA BW100

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2914-103-2-960x540.jpg
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2914-119-960x540.jpg

110フィルムでの撮影体験で新しい発見を。

自論みたいなもんですが、カメラだったり、デジタルやフィルムのサイズだったり、いろんな道具を変えることで、撮影体験が変わり、それが自分にとって新しい発見だったり、これまで見えなかった景色が見えたりする。そんなきっかけになると思っています。

これは自論というより、体験談ですがそういうもんじゃないかな〜と。

実際、110フィルムを知り、それで撮影するようになり、それまでと違ったものが撮れて面白いってなったので。。。

今回の記事が、そんな新しい発見への出会いのきっかけになれば嬉しいです。

しかし、Lomography Lomomatic 110も撮ってて楽しいカメラだったなぁ〜!

紹介したフィルムとカメラ

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現像について簡単に

フィルムを撮影したら、現像とよばれる作業をしないと写真を見ることができません。

自分でやれないこともないですが、まずはお店にお願いをするのが安心です。

お近くのカメラ屋さんなどで相談してみてください。このお店さんによっても、仕上がりが変わるので、お気に入りのお店を見つけるのも実はフィルムの楽しさです。

ちなみにぼくは普段こちらを使っています。参考までに。

Prism Lab

彩色兼美

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Photographer|インテリアが好き|2DKのお家で奥さんとフクロモモンガ2匹で暮らしています。
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